"噛みあわせの悪さ"、"歯軋り"、"喫煙"、"内科疾患"、"体質"、"骨質"、"天然歯との距離"、"医師の技量"、"埋め込みの深さ"......など、数え上げればきりがないほどインプラントにはさまざまな"リスクファクター(:危険要因)"と呼ばれるものがあります。
そこで、特に危険度の高いものをピックアップして詳しく見てみることにしましょう。
まず1つ目は"噛み合わせ"による問題です。
例えば靴を買った場合を例に挙げると分かりやすいかと思いますが、靴は毎日履くことによって少しずつ靴底が減っていきますが人によって外側が大きく減ったり、内側が大きく減ったり色々です。
インプラントの場合もこれと同じで、毎日の食事ごとに噛みあわせることによってたとえば奥歯であれば20代の男性で65kg前後、女性で45kg前後の力が加わるために、インプラントも最初は噛みあわせが正しく調整されていても、年月とともに人工歯は自然にすり減ってしまいます。
もちろん噛む力は人によって違うためにその速度にはかなりの個人差がありますが、就寝中に歯軋りをしたり、スポーツなどで歯をくいしばることの多い人の場合には、すり減り方も大きいもので、それを防止するために夜間就寝用の"ナイトガード"と呼ばれるマウスピースのようなものをつけるように医師から指示を受けることもあります。
またインプラントの場合には天然の歯と違って"歯槽膜"と呼ばれる、クッションの役割をするものがないために、噛んだときの力は直接骨に伝わり、人工歯に加わる力もかなりのものがあります。
このことは結果的には噛みあわせの悪さを招いてインプラントにも負担をかけ、インプラントの寿命を短くしてしまうことにもつながります。
つまり、「人工歯は消耗品である」という認識のもとで、定期検診を怠らないようにしなければなりません。
放っておいてインプラント体自体がダメになって入れ替えるとなるとまた、治療費がかさみますが定期検診やインプラントのメンテナンスを怠らないようにすることによって部品だけの取替えですみます。
インプラントやさしい基礎知識は、インプラントについて解説しています。
インプラントの手術の前に行われる検査の重要なものの1つに"X線による検査"があります。この検査は骨を写すもので、"レントゲン検査"とも言われ結構私たちにとっても馴染みの深いものとなっています。"レント・・・・